大事な大事な梅雨

大事な大事な梅雨

梅雨は、その年のスズキ釣りを左右する。

しーおじ
待望の梅雨!恵みの雨の梅雨!!
しーおじは、梅雨にいかに雨が降るかで、そのシーズンのスズキ釣りが決まると考えています。
ここ最近の梅雨って、いつのまにかゲリラ豪雨で災害を警戒しなければならない季節というイメージがありますよね…。

災害に気を付けなければならない梅雨ですが、私の住んでいる関東では、ここ最近「雨不足」と言われているのです…。
このためか、なかなか夏に釣れず、ハイシーズンである秋もパッとしない…。

今回は、完全私の主観andエビデンスなしの記事です。私自身や釣り友達から聞く釣果情報などをもとに
「梅雨の大切さ」について、語っていきます。



何よりも大切なこと

しーおじは安全第一に釣りをします。梅雨の季節、雨の中釣りをする方もいるでしょう。
皆さんへ、(自戒も込めて)安全に釣りをしてもらうべく、注意喚起をさせてください。

・増水への警戒
特に川で釣りをしている方。急な増水は本当に命取りです。
私は、初めて入るポイントの場合、雨で釣りは絶対にしません。慣れているフィールドかつ水深が確実にわかるところにエントリーします。

・雷が鳴ったら即退避
いわずもがな。竿は下手すると避雷針になってしまいます…。釣り中に雷が鳴ったら即、退避を!

・一人では絶対に釣りをしない(特にウェーディング)
普段慣れているポイントでも、必ず誰かと同行してください。
※できてれば、自分よりそのフィールドになれている人。
どこがどうなれば危ないのか、わからないと一人でおぼれることになりかねません。
危険かどうか、自分一人の判断は頼りになりません。雨は普段より人が少ないことが多いため、ないかあったとき通報してくれる人も少ない可能性があります。
単独釣行はやめましょう。

上記のポイントを守っても、事故とは隣り合わせです。どんなに慣れているところでも、危ないと思ったら躊躇なく釣りを中止しましょう。
それに、土砂降りの中で釣りをしても、なんにも面白くないです…。

梅雨の恩恵

雨が降ると、魚の活性があがる…。という話は聞いたことがあると思います。
特に、
・人の気配をある程度消してくれる
・人があまりいないので、プレッシャーがすくない
・水が濁るので、ルアーが見切られにくくなる…
このようなことはよく言われていますよね。
私も、おおむねあっているものと思います。しかし、梅雨の季節が特別釣れるというわけではないとも思っています。
その日に雨が降るから、釣行日の直前に雨が降ったから…というのも少なからず釣行に影響も与えますが、本質的に梅雨は、そのシーズンの今後を占うものなのです。

近年の雨不足

私が尊敬している釣りの名人たち。釣り歴が長く、おそらく4桁以上は、スズキを釣っているであろう猛者たちは言います。
「最近は雨が少ない…」

これは、おかっぱりアングラー、ボートシーバスの船長にも共通しています。
この嘆きを、少なくとも3年以上、私は聞いています。
※ここでいう雨が少ない、というのはあくまで「釣りにとって」という意味です。

そして、梅雨時期にしっかりと雨が降らなかった場合、その年の秋は厳しいシーズンを経験することになります。
一体それはなぜなのか。大体皆さんも、イメージはつくかもしれません…。

その理由は、「梅雨の雨が、水質とベイトの生育に大きな影響を与えるから」であると思っています。

雨×水質×ベイト

明確なエビデンスがない、ただの妄想話なのですが…。

確信を持って言えるのは、梅雨の雨は水質に多大なる影響を与えます。
そしてしっかりと雨が降り、十分な酸素が供給されることで、ベイトがのびのびと育っていく…。
当たり前ですが、スズキはフィッシュイーターであり、スズキを釣るために一番大切なことはベイトの有無です。

多くのフィールドでは、3~4月ころに「ハク」と呼ばれる小さな小さなベイトが発生します。
※ハクパターンって聞いたことないですか…?
そして、このハクたちが、梅雨がもたらす十分な酸素量のともなった水を得ることで、元気に育ち、やがて彼らは秋に肥え、スズキのおいしいご飯となります。

すごくシンプルかつ稚拙な考えかもしれません…。
しかし、スズキを釣るのに一番大切な要素は間違いなくベイトです。ベイト無くしてこの釣りは成り立ちません。
雨×水質×ベイト
この要素が、いい釣果をもたらしてくれるのです。

土砂降りの中の釣りは…?

最近の梅雨は、雨がしとしとと降るイメージより、
「線状降水帯」「ゲリラ豪雨」
など、災害のイメージが強いです。

こんなことを聞いたことはありませんか…?
「土砂降りはチャンスだ!!」

先ほどの話と被りますが、豊富な雨は釣りにとっていい影響が多いです。これは間違いありません。
しかし、ゲリラ豪雨のような雨は、どんな釣果をもたらすでしょうか…?

ポイントにもよりますが、ゲリラ豪雨は「活性を下げることのほうが多い」と考えています。
それは、スズキが変温動物であるからです。
急激な水温変化は、(特に水温が下がる場合において)食いがとてつもなく悪くなります。
また、急激な濁りも良くない場合が多いです。
これもまたシンプルな理由で、ルアーが発見されにくくなるためです。

もちろん、全国のフィールドで当てはまることではありません。
一部、ゲリラ豪雨によって爆発的に釣れる状況が生まれる場所はあります。
しかし、ほとんどの場合で、ゲリラ豪雨はいい影響を与えません。

ゲリラ豪雨が去り、すくなくとも2日空ければ、釣れるようになる(あるいはゲリラ豪雨前よりも)ことが多いでしょう。

まとめ

今回は梅雨について語ってみました。当たり前のことしか言ってないので、退屈だったかもしれません…。
今年、2025年の梅雨は今後どのようになっていくでしょうか…。
昨年まで続いている雨不足が解消されれば、今シーズンは多少、良い釣りができるかもしれませんね!

私がこの記事を書いたよ!

しーおじ

しーおじ アングラー / 男性

2017年からスズキ(シーバス)をルアーで釣ってます。 腕前は中級者といったところ…。お手柔らかに…。

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